2022.10.02
成年後見制度 その3
・成年後見人に誰がなるのか
親族が成年後見人になることもありますが、専門職(弁護士、司法書士、社会福祉士)が選任されるケースの方が多いです。親族後見人と専門職後見人の割合の比率としては2:8と言われています。後見申立の際に候補者を指定することはできますが、成年後見人は不正防止の観点や後見事務の難易度を考慮して裁判所が決定します。よって、必ずしも候補者が選ばれるとは限りません。又、専門職後見人の割合が高くなっているのは、親族が関与しない本人申立てや市町村長申立てが増えている事が要因と言われています。
・費用について
後見申立の費用は、原則、申立人が負担します。又、成年後見人に対する報酬は、裁判所が決定します。年1回、本人の誕生日月に本人の財産状況や後見事務の内容に基づいて決められます。
カテゴリ:成年後見
親族が成年後見人になることもありますが、専門職(弁護士、司法書士、社会福祉士)が選任されるケースの方が多いです。親族後見人と専門職後見人の割合の比率としては2:8と言われています。後見申立の際に候補者を指定することはできますが、成年後見人は不正防止の観点や後見事務の難易度を考慮して裁判所が決定します。よって、必ずしも候補者が選ばれるとは限りません。又、専門職後見人の割合が高くなっているのは、親族が関与しない本人申立てや市町村長申立てが増えている事が要因と言われています。
・費用について
後見申立の費用は、原則、申立人が負担します。又、成年後見人に対する報酬は、裁判所が決定します。年1回、本人の誕生日月に本人の財産状況や後見事務の内容に基づいて決められます。